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ディストーション プリアンプ

上質ハイゲイン!SUHR「Eclipse」レビュー:高級プリアンプなみの実力

SUHR Eclipse のイメージ画像

あなたの求めるハイゲイン、その音の輪郭は「潰れて」いませんか?

ギタリストの足元で、シンプルな筐体からは想像もつかない、図太く、しかし驚くほど明瞭なハイゲインサウンドを放つペダル、SUHR Eclipse。多くの歪みペダルが「アンプライク」を標榜する中で、Eclipseはもはやその域を超え、「足元に本格的なプリアンプを置く」かのような、圧倒的な存在感と音の輪郭、そして密度の高いサウンドを提供します。もしあなたが、ヘヴィなリフを弾いても音が潰れない明瞭さ、ソロでどこまでも伸びるサスティーン、そしてどんなにゲインを上げても輪郭がぼやけない、モダンかつ密度の高いサウンドを求めるなら、このペダルこそが、その最終解答です。

私は自分のプロキャリアの中で、特にラウドなジャンルや複雑なアンサンブルにおいて、ハイゲインサウンドの「明瞭度」と「密度」がいかに重要かを痛感してきました。多くの歪みペダルがゲインを上げるほど音が潰れ、輪郭が曖昧になる中で、Eclipseは、まるで緻密に設計されたハイゲインアンプのプリアンプ部をそのままペダル化したかのような、驚異的な分離感とパワー、そして音の壁のような密度を誇ります。この革新的なペダルが、なぜ今、世界の第一線で、音の「潰れ」を一切許さないプロたちに選ばれ、信頼され続けているのか?本機の特性と使いこなし方とともにその理由をご紹介いたします。

SUHR Eclipseとは?「ハイゲイン」と「明瞭度」の極致

SUHR Eclipseは、ギターアンプやエフェクター設計の最高峰、John Suhr氏の手によって生み出されました。その開発コンセプトは、「コンパクトなペダルで、妥協のない高品質なハイゲインサウンドを、2種類の異なる設定で提供する」という、極めて挑戦的なものでした。単なる歪みペダルではなく、その設計思想はまさしく「プリアンプ」。たとえ最も高いゲイン設定においても、一音一音の輪郭が決して失われない、驚異的な明瞭度と、圧倒的なサウンドの密度を追求しています。

特筆すべきは、2つのチャンネルが同一の回路を持ちながら、それぞれ独立したゲイン、トレブル、ミドル、ベース、レベル(ボリューム)、そして共通のボイス(Voice)というコントロールノブを持つ点です。これにより、ギタリストは全く異なるゲイン量やEQバランスのドライブサウンドを、自在にセッティングし、瞬時に切り替えることができます。

さらに、「同一回路ながら独立した2チャンネル構成」と「音の輪郭を徹底的に守り抜く設計」、そして「圧倒的なサウンド密度」こそが、ディストーションペダルの領域におさまらず「高級プリアンプなみの実力」へと押し上げた要因です。

なぜこのペダルがこれほどまでに「ハイゲインの真髄」と称されるのか?それは、「どのようなヘヴィなサウンドを求めても、一切音が潰れることなく、明瞭な輪郭と分離感を維持し、なおかつ圧倒的な音の密度を誇るから」に他なりません。Eclipseは、足元に「高品質の、音が潰れない密度の高いハイゲインプリアンプ」を置くような感覚で、ギタリストの表現力を無限に解き放つ存在なのです。

SUHR Eclipse レビュー:プロ現場で通用する鋼鉄の輪郭、爆発力と密度

サウンドキャラクター詳細:モダンなのに「潰れないハイゲイン」と「壁のような密度」の極意

  • 2チャンネル独立コントロール:ハイゲインサウンドの使い分けと密度: Eclipseの最も革新的な点は、独立したコントロールを持つ2つのチャンネルを瞬時に切り替えられることです。これにより、ギタリストは単一の歪みペダルでは実現不可能な、高度なハイゲインサウンドマネジメントが可能になります。
    • ヘヴィなバッキング用と咆哮するリード用: 例えば、チャンネル1をタイトで刻みやすい、重厚なリフワークに適した、高い密度を持つハイゲインバッキングに設定し、チャンネル2をソロで埋もれない、サスティーン豊かで突き抜けるような、レベルを上げたリードサウンドに設定できます。ライブ中、フットスイッチ一つでスムーズに切り替えることで、楽曲のダイナミクスと迫力を劇的に向上させることが可能です。
    • 異なる楽曲のハイゲイン設定: ある曲ではチャンネル1でモダンなサウンドを作り出し、次の曲ではチャンネル2でクラシックなハードロックのリードサウンドを構築する、といった使い方も可能です。それぞれのサウンドが質感を保ちながら共存し、ペダルボード上のスペースを節約しつつ、異なる楽曲のハイゲイン要件にフレキシブルに対応できます。
    • それぞれのチャンネルが独立したEQを持つため、全く異なるキャラクターのハイゲインサウンドを設定し、フットスイッチ一つで切り替えられるのは、まさにライブやレコーディングにおける「時間と労力の節約」に直結します。
  • 独立EQ (Bass/Treble/Middle) の妙技: 全体の低域と高域を調整するEQは、2つのハイゲインチャンネルのバランスを整えたり、接続するアンプの特性に合わせて全体のサウンドを最適化したりする際に非常に強力です。特に、ハイゲイン設定時の低域のコントロールにおいて、その真価を発揮します。どれだけBassノブを上げても、音が不必要にボワつかず、タイトなまま分厚さを維持できるのは、このペダルのプリアンプ級の設計思想の証です。このタイトな低域が、サウンド全体の密度感をさらに高めることに貢献します。まるで足元にハイエンドアンプのプリEQがあるような感覚で、サウンドの調整が可能です。
  • Voiceノブによる多彩な表情(FAT/SMOOTH/GLASS): このノブは、Eclipseのハイゲインサウンドキャラクターを劇的に変化させる「マスターEQ」的な部分です。ボイシングでトータルの音像を整えることで、オケ中やバンドアンサンブルの中でのギターサウンドの聴感上の立ち位置や印象をコントロールできます。
  • 音の潰れを許さないピッキングニュアンスへの卓越した追従性: Suhr製品全般に言えることですが、Eclipseもまた、プレイヤーのピッキングの強弱や、指先のわずかなタッチを驚くほど忠実に、そしてダイナミックに音に反映させます。たとえ最大ゲインに設定していても、音が潰れて団子になることがありません。一音一音のアタックが鮮明に立ち上がり、そして伸びやかにサスティーンします。そして、それらが一体となって圧倒的な音の密度を形成します。この「圧倒的な音の輪郭と分離感、そして密度の高さ」こそが、Eclipseをプロが愛用する大きな理由です。
  • クリーン・クランチは不向き: Eclipseは、その設計思想から、クランチやクリーン寄りのサウンドメイクにはあまり適していません。このペダルの真価は、あくまでも「しっかり歪むハイゲインサウンド」と、それをいかに「潰さずに、クリアな輪郭を保ち、高い密度を持たせるか」にあります。クリーンブーストも可能ではありますが、その真価はゲインを上げた際にこそ発揮されます。クランチやオーバードライブをメインで求める場合は、別のペダルとの組み合わせをオススメします。
  • ギター・アンプとの普遍的な相性: Eclipseは、その調整幅の広さから、あらゆるギター、あらゆるアンプと普遍的に相性が良いと言えます。
    • シングルコイルのギター:ストラトキャスターやテレキャスターの持つクリアな響きを損なわず、芯のある太いハイゲインサウンドに。ハーフトーンの繊細な鈴鳴り感も、歪ませた際にその輝きを失わず、驚くほど分離の良い、密度の高いディストーションが得られます。
    • ハムバッカーのギター:レスポールのようなギターの重厚なサウンドに、さらに粘りとサスティーン、そして圧倒的な密度を付与します。分厚いリフから、歌い上げるようなリードまで、そのポテンシャルを最大限に引き出します。どちらかというとハムの方が相性が良い印象です。
    • クリーンなトランジスタアンプ:Eclipse本来のプリアンプライクなキャラクターが際立ち、まるで高品質なチューブアンプを鳴らしているかのような、暖かみと奥行きのある、非常に密度の高いハイゲインサウンドを付与できます。ジャズコーラスとのマッチングもイイ感じです。
    • 真空管アンプ:Eclipseは、真空管アンプの入力に繋ぐことで、そのアンプのキャラクターを損なわずに、さらにリッチな倍音とサスティーンを生み出します。特に、アンプのキャラクターを選ばずに最適なハイゲインサウンドを構築できるため、ツアー先でのレンタルアンプなど、アンプを選べない状況でも安定したハイクオリティなサウンドを構築できます。

深めに歪ませて速く弾いても、一音一音がしっかり聞こえる

Eclipseは「あの複雑なリフも、これがあれば一音一音聞こえる、しかも音が壁のように厚い」といった文脈で語られることが多いです。それは、彼らの足元に秘められた「現場を乗り切るためのスマートなソリューション」として、その存在感を放っています。

  • 海外ミュージシャンたちのEclipse評: 「Eclipseは、俺のボードの『チャンネルスイッチャー』であり、『いつでも安定した、密度の高いハイゲインを提供するプリアンプ』でもあるんだ。」これは、あるツアーギタリストが口にした言葉です。彼らはEclipseを、複数の歪みペダルやアンプを持ち込むことができない状況下で、「高品質な2種類のハイゲインサウンドを一台で完璧にコントロールし、アンプの特性に合わせた微調整を可能にする、究極の現場対応型ペダル」として認識しています。レコーディングスタジオでは、限られた時間の中で求めるハイゲインサウンドを迅速に提供できるため、エンジニアからも高い評価を得ています。
  • 多様な音楽ジャンルでの「戦略的導入」: Eclipseは、その高い汎用性から、ロック、ブルースロック(ハイゲインセッティング時)、ジャズ、フュージョン、ポップス、さらにはプログレやメタルといった幅広いジャンルで採用されています。リードギターだけでなく、リズムギターで曲中にサウンドキャラクターを瞬時に切り替えたり、タイトなバッキングから一瞬で咆哮するリードへと移行したりと、楽曲のダイナミクスを広げるための戦略的なツールとして活用されています。例えば、チャンネル1で重厚なバッキングサウンドを、チャンネル2で突き抜けるリードサウンドを瞬時に切り替えるといった使い方が可能です。
  • 「コンパクトさ」と「クオリティ」の両立: これほどの多機能と高音質を、ペダルボードのわずかなスペースで実現している点は、プロにとって計り知れないメリットです。複雑なシステムを組まずとも、Eclipse一台で「メインのハイゲインチャンネル」を確立できるため、ツアーやセッションにおける機材の簡素化と、音質の妥協を許さないプロフェッショナルな要求の両方を満たしています。

Eclipseを最大限に活かすセッティング例

Eclipseの真価を解放するには、その「2チャンネル」という特性を最大限に活かしたハイゲイン・サウンドデザインと、ボードでの最適な配置が不可欠です。

  • 2チャンネル活用のセッティング例:
    • 「ライブでのバッキング/リード切り替え」:
      • チャンネル1(バッキング用): Drive 1時〜2時、EQ 適宜、Voice 10時、Level 1時(タイトで分離感のある、刻みやすく密度の高いハイゲイン
      • チャンネル2(リード用): Drive 全開、EQ 適宜、Voice 12時、Level 2時(サスティーン豊かで、一音一音が際立ち、圧倒的な密度を持つ咆哮するリードディストーション
      • 独立EQで低域と高域のバランスを調整。さらに別のイコライザーを組み合わせると、無限にトーンシェイプの可能性も広がります。
    • 「異なる楽曲のハイゲイン設定」:
      • チャンネル1(曲A用:モダン・ハイゲイン): Drive 全開、EQ ややドンシャリ気味、Voice 9時、Level 2時(タイトでアグレッシブなモダンハイゲイン。Djentなどにも対応。音の壁のような密度
      • チャンネル2(曲B用:クラシック・ハードロック): Drive 2時、EQ フラットを基準に、Voice 1時、Level 2時(ミッドが効いた、クラシックなハードロック/メタルサウンド。アタック感重視)
  • プロが実践するEclipseボードへの組み込み:
    • ボード内の戦略的配置: Eclipseは、その多機能性ゆえに、ボードの「歪みセクションの核」として、ギターからの信号を最初に受け止め、サウンドの基本となるハイゲインキャラクターをEclipseで決定し、その後にモジュレーションや空間系を配置する流れが一般的です。前段に別の余計なペダルをかませるのはオススメしません。

SUHR Eclipse 主な使用アーティスト

Pete Thorn 多数のトップアーティストのサポートギタリストであり、Suhrの公式デモンストレーターも務めています。彼はその卓越した演奏技術と幅広い音楽性で知られ、Eclipseの多機能性と高品質なサウンドを様々なデモ動画で披露しています。

Lari Basilio ブラジル出身の才能あるギタリストで、メロディアスで技巧的なインストゥルメンタル曲を多く発表しています。彼女のクリアで感情豊かなトーンは、Eclipseの繊細な表現力と相性が良いとされています。

John Shanks グラミー賞受賞歴のあるプロデューサーであり、ボン・ジョヴィをはじめとする多くの著名アーティストの作品にギタリストとしても参加しています。彼のプロダクションと演奏における妥協のないサウンドクオリティが、Eclipseの採用につながっています。

Nathan Weaver エクストリームメタルバンドWolves in the Throne Roomのギタリスト兼シンガーです。彼の作り出す重厚でアトモスフェリックなサウンドスケープにおいて、Eclipseのハイゲインと明瞭な輪郭が貢献しています。

Miku Nakamura 日本のロックバンドCö Shu Nieのギタリスト兼ボーカリストです。彼女の独特なサウンドセンスと個性的な楽曲の中で、Eclipseがその表現力を支える一端を担っています。

Mateus Asato SNSを中心に世界中で絶大な人気を誇る若手ギタリストです。その繊細かつ技巧的なプレイと洗練されたサウンドメイキングは多くのギタリストに影響を与えており、彼もSuhr製品、特にEclipseを自身の音作りに取り入れています。

AssH (YOASOBI) 人気ユニットYOASOBIのサポートギタリストとして知られ、その多彩なプレイスタイルで注目を集めています。彼のサウンドにおいても、Eclipseの持つ高いゲインと音の輪郭が重要な役割を果たしています。

James Norbert Ivanyi オーストラリアを拠点に活動するプログレッシブメタルギタリストです。複雑な楽曲構成とテクニカルな演奏スタイルを持つ彼にとって、Eclipseの潰れないハイゲインと緻密なサウンドコントロールは不可欠な要素です。

Al Estrada Suhr製品のデモンストレーションに頻繁に登場するギタリストの一人です。彼の演奏を通じて、Eclipseの多様なサウンドキャラクターと高い表現力が示されています。

Daniel Macal テクニカルなフュージョンやインストゥルメンタルミュージックを得意とするギタリストです。彼の複雑なリフやメロディラインにおいて、Eclipseの明瞭なサウンドがそのパフォーマンスを支えています。

SUHR Eclipseのメリット・デメリット総括

Eclipseのメリット

  • 同一回路ながら独立した2チャンネル構成: 全く異なるハイゲインサウンドをフットスイッチ一つで瞬時に切り替え可能。ライブやレコーディングでのフレキシビリティを最大化。
  • 「音が潰れない」驚異の明瞭度と高い密度: どんなにゲインを上げても、一音一音の輪郭がぼやけず、高い分離感を維持し、なおかつ壁のようなサウンド密度を実現。
  • 「足元のプリアンプ」級のクオリティ: 高品質なハイゲインアンプのサウンドキャラクターをペダルサイズで実現。
  • 圧倒的な音作りの幅広さ(ハイゲイン領域): ヘヴィなリフから、歌い上げるようなリードまで、幅広いハイゲインサウンドに対応。
  • 詳細なサウンドコントロール: 独立したゲイン・レベル・EQと共通Voiceにより、緻密なハイゲインサウンドメイクが可能。
  • 卓越したピッキングニュアンスへの追従性: 深めの歪み量でもプレイヤーの繊細なタッチを忠実に反映し、演奏表現を豊かにする。
  • 現場での高い信頼性: 堅牢な筐体と安定した動作で、プロの過酷な使用にも耐えうる。
  • 意外にコンパクトなサイズ: 多機能ながらペダルボードのスペースを有効活用できる。

Eclipseのデメリット

  • 価格が高め: ハイクオリティなサウンドと多機能性を考慮すれば妥当ですが、一般的な歪みペダルと比較して高価です。
    • しかし: これ一台で複数のハイゲインペダルやアンプチャンネルの役割をこなし、サウンドの多様性を実現できることを考えると、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れていると考えることもできます。
  • クランチやクリーン寄りのセッティングには不向き:
    • このペダルは「しっかり歪むハイゲイン」に特化して設計されています。そのため、ローゲインなクランチサウンドや、クリアなクリーンブーストをメインで求めるギタリストには、その真価を十分に発揮できない可能性があります。このペダルは、あくまでも「ハイゲインの質」と「音の密度」を追求するプレイヤーのための選択肢です。
  • コントロールが多い: 初めて触れるギタリストにとっては、その多機能さゆえに音作りに慣れるまで時間がかかるかもしれません。
    • しかし: 各ノブの効きは非常に素直で直感的です。少し時間をかけてそれぞれの機能を理解すれば、これほど頼りになるペダルはないでしょう。

「ハイゲイン2チャンネルペダルの絶対王者」として、可能性を解き放つ

SUHR Eclipseは、もはやあなたの足元に「高品質の、音が潰れない密度の高いハイゲインプリアンプ」を置くような感覚で、ギタリストの求めるあらゆるハイゲインサウンドを、瞬時に、そして妥協なく提供します。その緻密なコントロールと広大なサウンドレンジは、あなたのギタープレイに新たな次元を開き、表現の可能性を無限に広げてくれるでしょう。

もしあなたが、複雑なリフを弾いても一音一音が明瞭な、密度の高いサウンドを求めたい、リードソロでどこまでも伸びるサスティーンを追求したい、あるいは「アンプそのものを操る」かのような感覚でハイゲインをコントロールしたいと願っているなら、ぜひ一度SUHR Eclipseを試してみてください。そのパワフルでありながらも繊細なサウンドは、きっとあなたのギタープレイに新たなインスピレーションを与え、音作りの概念を再定義してくれるはずです。

さあ、このハイゲインの絶対王者ペダルを手にして弾きまくりましょう♪

-ディストーション, プリアンプ