
アコースティックな鳴りを備えたヴィンテージスピーカーキャビネットと、最高峰のスタジオマイク、増強されたアウトボード群が織りなす極上の音響空間。
そのスイッチを踏み込んだ途端、まるで世界最高峰のレコーディングスタジオ「Ocean Way Recording」のライブブースの中央へタイムスリップしたかのような衝撃が走る!
紛れもなくこれは、「ヴィンテージ・キャビネット&スタジオ・マイクエミュレーションの、ひとつの到達点」でしょうね。
1950年代の真空管オーディオ機器から始まり、1176コンプレッサーやLA-2A、そして業界標準DSPプラットフォーム「UAD」シリーズを通じて、世界の音楽制作シーンを牽引し続けてきたUNIVERSAL AUDIO(ユニバーサル・オーディオ)。
アナログの温もりと最先端デジタルの融合を極めた同社が、フラッグシップ・アンプ・リアクティブ・ロードボックス「OX Amp Top Box」の核となるダイナミック・スピーカー・モデリング技術を、手のひらサイズのUAFXコンパクトペダル筐体に凝縮して放った刺客―UAFX OX Stomp. Dynamic Speaker Emulatorです。
このペダルには、リアルと区別がつかない空気感を完全再現する「レコーディング・スタジオの歴史と技術の結晶」が脈打っています。
使用レビュー:別次元!視界を覆ってたモヤが一気に晴れる感覚
スイッチを踏み込んだ瞬間——これまで視界を覆っていた不透明なモヤが一気に晴れ渡り、音がどこまでも立体的に立ち上がる衝撃に包まれる。
世界最高峰のレコーディングスタジオで、熟練のエンジニアが名機マイクと最高級アウトボードを駆使して仕上げた「あのCDの音」が、目の前でダイレクトに鳴り響く感覚。従来のIRとはまるで別次元の、空気を揺らす生々しい振動と豊かな部屋鳴りが完璧に再現されます。
ライン環境での演奏感や録音クオリティを次元の違うレベルへ引き上げてくれる至高の1台です。
静止画(IR)ではなく動画(Dynamic Speaker Modeling)の立体感
従来のIR(インパルス・レスポンス)テクノロジーは、特定の音量・特定の条件で測定された「スナップショット(静止画)」に過ぎませんでした。これに対し、Universal Audioが誇る「Dynamic Speaker Modeling」は、スピーカーコーンの連続的な物理挙動、入力パワーに伴うスピーカー・ブレイクアップ(コーン紙のしなりやドライブ感)、駆動熱によるメンブレンの変化、さらにはキャビネット背面の空気の押し出しまでをリアルタイムで物理演算します。
ピッキングの強弱に対してリニアに可変するスピーカーのレスポンスは、まさに本物のヴィンテージ・キャビネットを大音量で鳴らしたときのあの「押し出し感」そのもの。静的なIRデータでは決して表現し得なかった、躍動感あふれるサウンドを生み出します。
22種類の厳選キャビネットと6種類の伝説的マイクによる無制限のトーンシェイピング
OX Stomp内部には、ギター&ベースアンプ史を飾る22種類の象徴的なスピーカーキャビネット(1x10、1x12、2x10、2x12、4x12など)が緻密にモデリングされて内蔵されています。さらに、Shure SM57やSennheiser MD421といった定番ダイナミックマイクから、Neumann U67/U87などのハイエンド・コンデンサーマイク、Royer R-121に代表されるリボンマイクまで、6種類の歴史的マイクを厳選搭載。
各キャビネットに対して最大2本のマイクを自由に配置(オンマイク選択・配置調整)し、さらにルームマイク(ステレオペア)による部屋の残響まで個別にミックス可能です。
レコーディング・グレードのUADスタジオエフェクト群を完備
OX Stompの真価は、単なるキャビネットエミュレーションにとどまりません。キャビネットの後段には、UNIVERSAL AUDIOが誇るスタジオクオリティのエフェクトプロセッサーが惜しげもなく投入されています。
- 1176Peak Limiterライクな本格FETコンプレッサー
- スタジオクオリティのステレオ・グラフィック/パラメトリックEQ
- 1980年代のスタジオラックを思わせるリッチなBBDステレオディレイ&プレートリバーブ
これにより、外部のオーディオインターフェースやミキサー側でプロセッシングを行うことなく、ペダル単体で「CDやストリーミングで聴く完成されたプロのギターサウンド」を完成させることができます。
デュアル・フットスイッチと6つのプリセットへ即座にアクセス
洗練されたUAFX筐体には、トグルスイッチで切り替え可能なA〜Fの6つのプロリグ(プリセット)スロットを装備。フットスイッチはアプリ経由でフレキシブルに割り当て可能で、プリセットのA/B切り替えはもちろん、バイパススイッチや各種エフェクト(ディレイ、リバーブ、EQ等)の個別のオン/オフフットスイッチとしても機能します。
複雑なメニュー階層をたどる必要がなく、ステージ上での直感的なコントロールと瞬時のサウンドチェンジを実現しています。
Bluetooth接続による「UAFX Control」アプリでのグラフィカルな操作性
モバイル端末(iOS / Android)およびデスクトップ(Mac / Windows)に対応した専用アプリ「UAFX Control」とBluetooth接続することで、画面上でキャビネットのグラフィックを見ながらマイクのポジショニング、マイクごとのパンニング、イコライジング、1176コンプレッサーのセッティングを視覚的に細かく追い込むことが可能です。
グラフィカルで直感的なUIにより、音作りのストレスを完全に排除しています。
完全なステレオI/O対応と超低レイテンシー設計
入力・出力ともに完全なステレオ対応(TSフォノジャック)。ステレオ対応のアンプシミュレーターペダル(UAFX Dream '65やRuby '63、Strymon Iridium、Quad Cortex等)の直後に配置することで、広大なステレオイメージと奥行きを持つリグが構築できます。
また、UA独自の強力なデュアルコアDSPエンジンにより、処理に伴うレイテンシーは聴感上完全にゼロ。プレイヤーの演奏ニュアンスやピッキングタッチをミリ秒の狂いもなくダイレクトに音響へと変換します。
スタジオ機器レベルのビルドクオリティとデザイン美学
重厚感あふれる頑丈なダイキャスト製エンクロージャーに、レトロモダンな高級感を醸し出す金属製ノブと堅牢なスイッチ類。UNIVERSAL AUDIO製品全般に貫かれている「一生モノのスタジオ機器」としての堅牢性と美学が、このコンパクトにも息づいている。
ライブハウスの過酷なツアー環境から高品位なレコーディングスタジオまで、トッププロ達のあらゆる現場で絶大な信頼感を提供してくれています!
スタジオ・エレクトロニクスのイノベーション

70年にわたるアナログラインのノウハウとデジタルイノベーション
1950年代にビル・パットナム・シニアによって設立されたUniversal Audioは、1176コンプレッサーやLA-2Aレベリングアンプなど、現代録音技術の礎となるアウトボードを生み出してきました。その遺伝子は2000年代以降、実機の回路挙動を素粒子レベルで数学的にモデリングするUADプラグインテクノロジーへと引き継がれます。
OX Stompは、この「アナログ回路の物理的特性を知り尽くした伝統」と「最高峰のDSPアルゴリズム」が融合した結晶です。単に周波数特性を模倣するのではなく、トランスフォーマーの飽和感やアンプとスピーカーの相互作用までをもデジタル上で再構築しています。
「マイクで狙う空気」そのものを再現するマイク&ルーム・モデリング
ギタリストが普段耳にするアンプの音と、プロのレコーディングエンジニアがコントロールルームのスピーカーから聴くサウンドの間には、大きな差異が存在します。それは「マイクというフィルター」と「収録部屋の空間音響(ルーム・レゾナンス)」が加わっているからです。
OX Stompは、伝説的なスタジオ「Ocean Way Recording」のライブブースで録音されたインパルスデータとUA独自の部屋鳴りモデリングを結合。マイクの距離感や部屋の広さ、壁面の反射音までを自由自在にコントロール可能にしました。
リアクティブロード技術から派生したプロフェッショナル・シグナルチェーン
もともと「OX Amp Top Box」は、真空管アンプのスピーカーアウトを直接接続して安全に減衰・キャビネットモデリングを行うロードボックスでした。OX Stompはその中から「キャビネット・マイク・エフェクト・ルーム処理」のデジタルセクションのみを抽出したモデルです。
アンプシミュレーターペダルやペダルプリアンプ、ロードボックスのラインアウトからOX Stompへ信号を送ることで、ペダルボードの中にワールドクラスのレコーディングスタジオのシグナルチェーンを丸ごと組み込むことが可能となります。
詳細スペック&ビジュアルインプレッション
基本仕様
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | UAFX OX Stomp Dynamic Speaker Modeler |
| タイプ | デジタル・キャビネット&マイク・モデラー / エフェクトプロセッサー |
| DSPエンジン | UAFX デュアルコアDSP |
| 入出力端子 | 2 x 1/4インチTSフォノ(ステレオ入力)、2 x 1/4インチTSフォノ(ステレオ出力)、USB-C(アップデート/PC用) |
| バイパスモード | buffered bypass(エフェクトトレイル対応) |
| ワイヤレス | Bluetooth v5.0(アプリ操作用) |
| 電源 | 9V DC センターマイナス(電流容量 400mA 以上必須) |
| 寸法 | 約 65mm(高) × 92mm(幅) × 141mm(奥行) |
| 重量 | 約 588g |
コントロール配置の美学
OX Stompのトップパネルは、ヴィンテージ・レコーディングコンソールを想起させる重厚で機能美に溢れたレイアウトとなっています。
- RIGノブ:内蔵された6つのプロリグを瞬時に選択。
- ROOMノブ:スタジオの空気感・部屋鳴り(ルームマイクのレベル)をダイレクトに調整。
- SPEAKER DRIVEノブ:スピーカーコーンがドライブした際の物理的な歪み・しなり具合をコントロール。
- MIC 1 / MIC 2ノブ:2本のマイクのミックスレベルを独立して調整。
- OUTPUTノブ:最終的なマスター出力レベルを設定。
中央に配置されたトグルスイッチにより、マイクタイプの切り替えや動作を直感的に操作可能。フットスイッチを押した際の確かなフィーリングと、各パラメーターが即座に反応する応答性の高さは、ライブパフォーマンス時の安心感を飛躍的に高めています。
音響分析:主要モデルの周波数特性とモデリング精度
1. 4x12 Marshall Style(Greenback / Vintage 30)
ロックギターの歴史を築いた4x12大型キャビネットのモデリング。
- 特性:
- 100Hz〜250Hz付近の豊かでタイトなローエンドの押し出し。
- Greenback系では中低域(300Hz〜800Hz)に独特の粘りと暖かみ、パンチ感を生み出す。
- Vintage 30系では2kHz〜4kHzの中高域が強くプッシュされ、アンサンブルを突き抜けるエッジ感を提供。
- マイクの角度やオフセット配置により、ハイエンドのギラつきを滑らかに調整可能。
2. 2x12 Fender / Vox Style(Blue Bulldog / Jensen C12N)
クリーン〜ローゲイン・ドライブで威力を発揮するオープンバック・キャビネット。
- 特性:
- オープンバック特有の立体的に広がる高域の抜けと、包み込むような低域の自然な減衰。
- Blue Bulldogモデルは、鈴鳴りのような高域(5kHz〜8kHz)の倍音成分が極めて豊かで、AC30特有のチャイムトーンを完璧に再生。
- Jensen C12Nモデルはフラットで透明感があり、フェンダー系アンプの煌びやかなリバーブトーンと抜群の相性を誇る。
3. 1x12 & 2x10 Vintage Tweed / Combo Style
小型コンボアンプならではの箱鳴りと泥臭いダイナミクス。
- 特性:
- 箱体(キャビネット筐体)自体の共振が適度に中域に集約され、ブルースやルーツロックに最適な「箱鳴り感」を再現。
- スピーカーの小径化に伴う素早いレスポンスと、SPEAKER DRIVEノブを上げた際の滑らかな圧縮感が特徴。
ジャンル別完全攻略セッティング集
アリーナ・ハードロック:80's スタジアム・ブラウンサウンド
- RIG設定:4x12 GB25(Marshall 1960A w/ Celestion Greenbacks)
- MIC 1:Dynamic 57(コンソール直付け、キャップ・オフアキシス)
- MIC 2:Ribbon 121(エッジ配置で太さを追加)
- SPEAKER DRIVE:2:00(スピーカーのしなりを強調)
- ROOM:11:00(適度な広がり)
- EQ / COMP:1176 Comp(Ratio 4:1、薄くアタックを叩く)、Post EQで400Hzをわずかにカット
極上のブラウンサウンドを生み出すセッティング。2本のマイクのパンニングをわずかに左右に散らし、1176コンプレッサーでアタックを整えることで、大型スタジアムで壁のように鳴り響く圧倒的なハードロック・ギターキャビネットの鳴りを再現します。
モダン・ネオソウル / R&B:シルキー・クリーン&スパークル
- RIG設定:2x12 J120(Roland JC-120 Style)または 2x12 D-Reverb(Fender Deluxe Reverb Style)
- MIC 1:Condenser 67(オンマイク)
- MIC 2:Ribbon 121
- SPEAKER DRIVE:9:00(クリーンで澄んだレスポンスを維持)
- ROOM:1:00(アンビエント感を主張)
- EQ / COMP:Plate Reverbを深めに設定、Stereo Delayで微小なダブリング効果を付加
指弾きやカッティングのニュアンスを一切殺さず、シルクのように滑らかな高域と豊かな空間の広がりを付加するセッティング。コンデンサーマイクの超高域の透明感が、繊細なコードワークを鮮やかに引き立てます。
ブルース / スワンプ・ロック:濃密なヴィンテージ・ツイードトーン
- RIG設定:1x12 Tweed Deluxe(Fender 5E3 Style)
- MIC 1:Dynamic 421(太い中低域をキャッチ)
- MIC 2:Condenser 87
- SPEAKER DRIVE:3:00(スピーカー自体の歪みを積極的に活用)
- ROOM:9:00(タイトでドライなスタジオ空間)
- EQ / COMP:FET Comp(Fast Releaseでサステインを補強)
ピッキングの強弱にダイレクトに反応する、泥臭く暖かみのあるトーン。SPEAKER DRIVEを上げることで、アンプ自体の歪みとは一味違う「スピーカーコーンが目一杯震える質感」が加わり、スライドギターや唸るようなブルースリードに最高のレスポンスをもたらします。
ドリームポップ / シューゲイザー:広大な空間を包み込むステレオ・ウォール・オブ・サウンド
- RIG設定:2x12 Ace Top(Vox AC30 Top Boost Style)
- MIC 1:Ribbon 121(Left 100%パン)
- MIC 2:Condenser 67(Right 100%パン)
- SPEAKER DRIVE:12:00
- ROOM:3:00(Ocean Wayの広いルーム感を最大化)
- EQ / COMP:Stereo BBD Delay(1/8ドット・モジュレーション付き)+ Long Plate Reverb
ステレオイン/アウトを最大限に活かした幻想的なトーン。左右に振られた異なる特性のマイクと豊かなルームアコースティック、内蔵のモジュレーションディレイが混ざり合い、1本のギターから巨大な音の壁を作り出します。
知人プロが語る:UAFX OX Stompを手放せない理由

レコーディング&レコーディングエンジニア T氏の証言
「劇場の現場やスタジオセッションでOX Stompを導入してから、ギターの収音に対する概念が変わりました。従来のIRペダルだと、ミックス時に『いかにもIRっぽいライン臭さ』が残り、ハイパス/ローパスフィルターで上下を削り落とす作業が必須でした。
しかし、OX Stompから出てくる音は最初から『名機マイクを通してプロのエンジニアがコンソールで処理した音』なんです。特にROOMノブで得られる部屋鳴りの質感は圧倒的で、モノラルアンプシミュレーターの信号をOX Stompに通すだけで、自然で立体的なステレオトラックに化けます。ミックスでの馴染みの良さは群を抜いていますね。」
ギタリスト K氏の体験談
「ライン録音やイヤモニ(インイヤーモニター)環境での演奏が増える中で、ずっと悩んでいたのが『演奏感の硬さ』でした。アンプシミュレーターの音は綺麗だけど、アンプの前に立った時のあの『空気を揺らす感触』がなくて指が疲れるんです。
OX Stompをペダルボードの最後尾(アンプシミュレーターの後ろ)に仕込んで驚きました。SPEAKER DRIVEを少し上げた時のピッキングに対する喰いつき感、弾いた瞬間の『一音の太さ』がまるで別物です。イヤモニの中でも自分のギターが生き生きと呼吸しているのが解り、プレイのニュアンスがダイレクトに音に乗るようになりました。」
UAFX OX Stomp:主な使用アーティスト
Emma Proulx(エマ・プルークス)/ Men I Trust
概要:カナダ インディー・ポップの代表格バンド。TC Electronic PolyTune 3やMXR CAE Boostなどの足元ペダルとともにボード右下にOX Stompを常振組み込み、シルキーなドリーム・ポップトーンを出力しています。
Ángel Parra(アンヘル・パラ)/ Los Tres
概要:チリの伝説的ロックバンド Los Tresのギタリスト。ライブ用リグの最終段キャビネット・エミュレーターとしてOX Stompを採用しています。
Fraser T. Smith(フレーザー・T・スミス)
概要:アデル(Adele)、サム・スミス、Daveらを手掛けるグラミー賞受賞プロデューサー/マルチ奏者。ロンドンのレコーディングスタジオにおいてギターレコーディングのメインライン処理用としてOX Stompを使用。
ライバル機との徹底比較分析
vs Two Notes Torpedo C.A.B. M+:定番ロードボックス/IRローダーとの比較
| 項目 | UAFX OX Stomp | Two Notes Torpedo C.A.B. M+ |
|---|---|---|
| 方式 | Dynamic Speaker Modeling | DynIR (プロプライエタリIR) |
| ステレオ対応 | フルステレオ入出力対応 | モノラル入力(ステレオ出力) |
| 内蔵エフェクト | 1176 Comp、EQ、BBD Delay、Plate Reverb | EQ、Reverb、Enhancer、Preamplifier |
| アプリ操作 | Bluetooth (UAFX Control) | Bluetooth / USB (Torped Remote) |
| 強み | 圧倒的な空気感・音圧とUADプロスタジオエフェクト | プリアンプ内蔵・コンパクトさ・手頃な価格 |
Two Notesは非常に高精度なDynIRを提供しますが、OX Stompは「フルステレオ処理」と「UADクオリティの強力なコンプ/ディレイ/リバーブ」を包含している点で差別化されています。
vs Strymon Iridium / Line 6 HX Stomp:マルチアンプ/キャビネットペダルとの対決
| 項目 | UAFX OX Stomp | Strymon Iridium | Line 6 HX Stomp |
|---|---|---|---|
| アンプモデリング | 非搭載(キャビネット/マイク特化) | 搭載(3タイプ) | 多数搭載(アンプ+マルチ) |
| キャビネットモデリング | Dynamic Speaker Modeling (22種) | 24-bit/96kHz IR (9種) | HX Cabs / カスタムIR |
| マイク配置調整 | 自由な2本マイク+ルーム | 固定プロファイル | 高度なマイク配置設定 |
| 用途 | アンプシミュレーターの後段やライン出力の究極化 | オールインワンアンプ/キャビネット | オールインワンマルチエフェクター |
IridiumやHX Stompはアンプモデリングまで1台でこなしますが、OX Stompは「アンプモデリング機能を持たない代わりに、キャビネット・マイク・部屋鳴りのクオリティに全リソースを注ぎ込んだプロフェッショナルツール」です。すでにお気に入りのアンプシミュレーターペダル(UAFXシリーズやKemper、Quad Cortexなど)を所有しているプレイヤーにとって、最高のアップグレード手段となります。
まとめ:いつもの音を「レコーディングトーン」に昇華
OX Stompは、既にお気に入りのアンプシミュレーターやデジタルプロセッサーを愛用しているギタリストにこそ、手放しで強くおすすめしたい至高の一台です。
本体のアンプモデルはそのまま生かしつつ、最後の出力段をOX Stompへ委ねるだけで、ライン環境にありがちな「平面的で硬いライン臭さ」は完全に霧散。最高峰スタジオマイクが捉えた濃密な空気感、スピーカーコーンがダイナミックに震えるリアルな挙動、そして1176コンプレッサーやリバーブが醸し出す立体感が加わり、いつもの音がプロのエンジニアの手で磨き上げられた「レコーディングトーン」へと鮮やかに生まれ変わります。
ライブでも録音でも、環境に左右されず常に最高峰のサウンドをアウトプットできる圧倒的な安心感。手持ちのデジタル機材のポテンシャルを100%解放し、ワンランク上の表現力を手に入れるための、まさに「最後にして最高の投資」と言えるでしょう。